左利きの人の考え方は右利きと違う?
左利きの人の考え方は右利きと違う?

左利きの人はよく「天才型」「芸術家タイプ」などといわれることがあります。

 

言い方を変えると、左利きの人は右利きの人と考え方や思考の方法が違うということになります。

 

では、左利きの人の思考回路と右利きの人の思考回路はどのように違うのでしょうか。

左利きの人の思考回路に特徴はある?

左利きの人は日本人で約11%くらいだといわれています。

 

やはり、大多数の人が右利きであるということになります。

 

そのため社会のいろいろな仕組みは、右利きの人が使いやすいように考えられて設計されていることが多いです。

 

そのため左利きの人にとって、少し住みづらい社会になっているといえます。

 

ですので、左利きの人は、何かをしようとするとき、いちいち「どうすれば自分にとって使いやすくなるか」ということを考えなければなりません。

 

これだけを聞くとちょっとたいへんそうに思いますが、このことが左利きの人の脳を活性化させているともいえるのです。

 

右利きの人の場合、利き手さえ動かせばことが足りるので、基本的に左脳を多く使って、右脳は眠らせていることが多いです。

 

ところが、左利きの人は両方の脳をどちらも使って生活しているのです。

 

このため左利きの人の脳は右脳と左脳がバランスよく使われることになり、脳が活性化されるというわけです。

 

また、左利きの人は右利きの人に合わせて生活しようとするため、左手だけでなく右手も使う機会が増えます。

 

そのため、いつのまにか両手が使えるようになるという人も多いようです。

 

たとえば、ペットボトルの蓋を開けるときや蛇口をひねるときは右手でやる方が便利です。

 

自動販売機にコインを入れるときや駅の改札を通るときも、右手にコインやカードを持つ方が圧倒的にやりやすいです。

 

左利きの人はこのように生活しているため、文字を書くときやスマホをいじるときは右手で、ボールを投げるときは左手になったという方も少なくありません。

 

右利きの人が動作によって仕方なく左手を使うということはほとんどありません。

 

ですので、左利きの人のみ無意識のうちに利き手でない方を使うという「脳のトレーニング」を行っているというわけです。

 

結果、左利きの人は使える脳の領域が広くなり、直感的に行動することができたり、独創的な考えができるようになったりするわけです。

 

左利きの人の考え方は右利きと違う?

右利きの人にとっては「当たり前」となっていることも左利きの人にとっては、いちいち分析して自分の使いやすいように工夫する必要があります。

 

そのため、左利きの人は物事を一方向からのみ見るのではなく、いろいろな方向から考える「癖」がついているのです。

 

このため、あらゆる方向から多角的に物を見る癖がつき、視野が広がり、発想力が豊かになるというわけです。

 

また、左利きの人は一部分だけでなく全体を大きく見るのが得意だといわれます。

 

これも左利きの人の脳の癖といえるでしょう。

 

そのため、左利きの人は、右利きの人には気づきにくいことに気づけたり、理想的な形にするには何が足りないかを発見することができます。

 

考えが違うことでメリットはある?

もちろん、だからといって右利きの人の方が左利きの人より劣っているということではありません。

 

右利きの人は左脳優位なので、言語的な感覚に優れているといわれています。

 

人間は言語によってコミュニケーションを取りますので、右利きの人の方が社交的でコミュニケーションをよりスムーズに取ることができると言われています。

 

一方、左利きの人は直感によって動くことが多いので、その分、頑固になってしまうことが多いといいます。

 

そのような理由から左利きの人は友達が少ない傾向にあるともいわれます。

 

ここで大事なのは、左利きと右利きでどちらが優位かということよりも、その特性を知って、補い合うということです。

 

左利きの人はストレスをためやすく一人でいると寂しがるという特性もあります。

 

右利きの人はコミュニケーションを円滑に取ることができるという特性がありますから、そのことを知って、左利きの人の独創的な発想を生かすために、右利きの人がサポートしてあげると考えるのもいいでしょう。

 

左利きの人がちょっと人と付き合いにくそうにしていたら、橋渡しをしてあげるということですね。

 

そもそも、左利きの人と右利きの人がいるというのは、人間は左右対称な生き物ではないことの証拠です。

 

凸と凹があるということは、補い合うことでさらに発展できる可能性があるということですので、それぞれの特性を知ってよりよい人間関係を築いていきたいものですね。

 

まとめ

今回は左利きの人の思考回路というテーマで、左利きの人と右利きの人の考え方やものの見方の違いを見てきました。

 

左利きの人にしてみると、右利きの人用に作られたものはやや不便に感じるようです。

 

もちろん、左利きの人用のものもありますが、最近は右利きの人も左利きの人も使いやすいことを目指して作られたものもあります。

 

いわゆる「ユニバーサルデザイン」という考え方ですね。

 

左利きか右利きかだけでなく、誰もが住みやすい社会というのが一つのキーワードになりそうです。

 

その上で、それぞれの特性が発揮できると素敵ですね。

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