左利き-向いてる仕事

左利きというと、「器用」というイメージがあるのではないかと思います。

多くの人が右利きであるため、左利きの人は普通とは違う動きをしているように見え、器用という印象を持たれるのかもしれません。

では、実際、左利きの人のほうが向いている仕事というのは無いのでしょうか。

今回は、左利きに向いている仕事10選ということで、一つずつ見ていきたいと思います。

左利きにおすすめ、向いてる有利な仕事10選

1.アコーディオン奏者

アコーディオンは数ある楽器の中でも特に習得が難しいといわれています。

独学で習得するのはまず無理であるとさえ言われています。

アコーディオンの難しい所は、ベロと左手のボタンであるとされています。

ベロとは、音を出すためにリードに空気を送り込む蛇腹ですが、この技術が弦楽器の弓の感覚のように難しいのです。

さらに左手のボタンは、ベース音と和音が基礎的に並んでいて、ピアノを弾ける人でも、やはり難しいといわれます。

ですので、左手が利き手であれば右利きの人よりも幾分かは習得までが早くなるかもしれません。

また、アコーディオン奏者の長坂憲道さんは自身のTwitterで次のように語っています。

「左利きはハンディではない。人間は思いのほか器用で柔軟だから、左利き用の楽器や道具を特別に用意する前に、まずは右利き用に合わせることを試みて欲しい。道具×利き手の不一致は慣れるまでの一瞬に苦労があるだけ。その間の努力と苦労のプロセスには、かけがえのない副産物が隠れてるぞ!」

利き手がどちらであっても、アコーディオンの習得は難しいようですが、左利きのメリットも生かせる楽器でもあるようです。

2.助産師・産科医

助産師さんや産科医さんも左利きのメリットが生かせる職業です。

一般的に医療で使用する道具は右利き用に作られています。

中でも、はさみは顕著な例ですね。

左利きの人は注意をして慣れないといけません。

ただし、赤ちゃんを取り上げるというシーンでは、右利きの人が力を入れにくい態勢や右利きの人では持ちにくいというときに左利きの人が役立つということがあるようです。

医療はチームで行うものですので、チームの中に一人左利きの人がいると様々なシーンで役立つことがあるようです。

3.役者

役者さんは、特に、右脳派に向いている職業であるといわれています。

役者さんは、映画やドラマ、舞台などに出演し、割り当てられた役を演じる仕事ですね。

想像力を働かせたうえで、それを自分自身が演じなければならないということで、圧倒的に芸術脳と呼ばれる右脳優位である必要があります。

左利きの人は右脳優位ですので、役者さんは左利きに向いている職業であるといえます。

役柄によっては左利きであることが不自然になり、右利きで演じなければならないという苦労もあるようですが、小栗旬さんや星野源さん、松坂桃李さんや竹内涼真さんも左利き俳優として有名です。

4.消防士

当たり前のことかもしれませんが左利きだからといって消防士になれないなどということはありません。

多くの道具が右利き用に作られているというのは消防士の世界でも同じことです。

ですので、左利きの人は慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。

ただ、火災の現場では何が起こるかわかりません。

ひょっとすると、右手では対応しきれないという場面が出てくるかもしれません。

そうしたときは、左利きが役に立つということになります。

そのようなことから、利き手がどちらかというよりも、両手でいろいろなことができるということの方が消防士としては有利に働くかもしれません。

5.ボクサー

ボクシングでは左利きの人をサウスポーと呼んで、右利きのボクサーとは区別して呼んでいます。

サウスポーの選手は、左右に偏らず、ガードをしつつ、右手、左手で攻めていくというファイトスタイルです。

また、右も左も強い打撃が出せるので相手がサウスポーの選手であっても、右利きの選手であっても両方対応することもできるのが最大のメリットです。

実際に、サウスポースタイルで強い選手はたくさんいます。

マニー・パッキャオ選手、マービン・ハグラー選手、ヘクター・カマチョ選手、ワシル・ロマチェンコ選手らはみんな左利きです。

6.手品師

手品師も左利きの人に向いた職業といわれます。

手品師といったら、器用であることが最も有利に働く職業といっても過言ではありませんね。

右利きの人であれば不自然になってしまうような動きでも、左利きであれば自然な動きで見せることが可能になります。

ただし、お手本や道具が右利き用に作られているので、初心者であるうちは少し苦労するかもしれません。

ちなみに、有名なマジシャンである引田天功さんも左利きであるといわれています。

7.写真家

カメラもやはり、右利き用に作られています。

もちろん、左利き用のカメラもあるにはあるようですが、やはり左利きの人はカメラも扱いにくいといえるかもしれません。

ただし、左利きの人は右脳優位ですので、空間認識に長けているといわれます。

写真家にとって空間を正しく認識する力というのは大変重要な力です。

同じ理由で、画家やイラストレーター、映画監督なども左利きの人が優位な職業であるといえます。

8.庭師

庭師さんの商売道具といえば、剪定するためのはさみですよね。

もちろん、右利き用のものが多いですが、左利きの庭師さんのために左利き用の剪定はさみはたくさん出回っています。

また、出来上がりを想定して作業するという点においては、庭師さんには立体的な空間認識力が必要といえます。

そういう意味で、庭師さんは左利きの人に向いているといえます。

9.建築家

以前は、建築家が図面をつくる際には定規などを使っていましたが、今はパソコンでCADを使って行います。

ですので、左利きであることの実害はほとんど無いといえます。

ある建築家の方は、

「初対面の施主に、スケッチ作成や説明をするとき、左手で表現するのですが、それが印象的らしくて、大抵一度で名前を記憶してもらえました。」と語っています。

また、「空間認識力が高いと有利」というのは、建築家の世界でもいえることです。

左利きは、右利きと思考回路が違うので、よりオリジナリティが必要とされる建築家の世界では有利とされるようです。

10.理髪師

他の職業と同じく、左利きであるということが大きく不利に働くということはありません。

もちろん、左利きだからといって理容師になりにくいというようなこともありません。

左利きの理容師さんが重宝されるのは、右利きの理容師さん同士が同時に一人のお客さんのを担当した場合、左側に立っている理容師さんの肘が右側に立っている理容師さんに当たりやすく、ヘルプをしているつもりでも邪魔になってしまうことが多いということがあるからです。

一方、右利きの理容師さんのヘルプに左利きの理容師さんが入った場合は、肘を上げるのはコームを持っている左手のため、左側に立てば邪魔になることはありません。

このような理由で、効率よくお客様のヘルプに入れる左利きの理容師さんが重宝されるのです。

まとめ

調べてみたところ、実にたくさんの職業が、左利きの人に向いているということがわかりました。

複雑な技術が必要であればあるほど、左利きの特性が生かせるタイミングが多そうです。

右利きの人とは違う=普通ではない・変わっているというだけではなく、右利きの人よりも優れていることもあると考えて、自信をもっていろいろなことに挑戦していくのがよさそうですね。

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